2014.08.08
消化器科症例紹介エキゾチック診療
【症例紹介:ハムスターの脱腸】
ハムスターの脱腸について
ハムスターは下痢したりしただけで脱腸することもあります。
犬猫もそうですが、脱腸した腸がでたまんまになっていると、壊死して(くさって)だめになる事もあります。
今回はやや高齢のハムスターちゃん、
突然気づいたときには脱腸していました。
脱腸して、腸がはれている状態なので、
糖液をかけて(浸透圧のおかげでふくれた腸が収縮します)、細い綿棒を用いて腸を整復できました。
そのままにしておくとまた脱腸をおこしてしまうので、糸で1糸ぬって、2日後抜糸しました。
これで脱腸を引き起こさずに過ごせるといいですね!
チェルシーアニマルクリニック
院長 小池 博行
富山市のチェルシーアニマルクリニックでは、ワクチンなどの予防医療や一般医療はもちろん、無麻酔CT検査や整形外科治療の症例実績も豊富にあります。些細なことでもセカンドオピニオンでも構いません。まずはお気軽にご相談ください。
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