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【症例紹介:膝蓋骨脱臼】

ここ最近で連続したのでアップします。

前回も紹介した膝蓋骨内方脱臼が続きました。
https://h-chelsea.sakura.ne.jp/wp/syourei/2014/698/

トイプードルの1歳以下で、外れると完全に足を挙げてしまうという状態で来院されました。

手術成績は体の大きさとの関連はなく、大きくても小さくても手術はできます。

今回は滑車溝形成術についてピックアップします。

術前の写真では滑車溝が浅くなっていますが(土手が低い)、
術後の写真では滑車溝が深くなっています。
ここに膝蓋骨がはまりこむために、浅い滑車溝だと脱臼を起こしてしまいます。
そのため深くしてあげる必要があります。

今回の症例達はもう3ヶ月以上時間がたっており、みんな元気に歩いています。

チェルシーアニマルクリニック
院長 小池 博行

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