2023.10.20
整形外科・神経科症例紹介
【肘関節脱臼】整形症例紹介
肘関節脱臼とは
肘関節脱臼には、先天性と外傷性があります。
肘の関節が脱臼してしまうことにより、痛みと跛行がみられる病気です。
治療方法は、まず『①非観血的整復(手で戻す整復)』を行い、
再度外れてしまったり、経過が長い場合には、『②外科手術にて整復』を行います。
肘関節脱臼の症例紹介
今回は、『トイプードル4歳、外傷性の肘関節脱臼』の症例を紹介します。
前日からの症状で、他院から紹介来院されました。
〈来院時のレントゲン〉
![](http://h-chelsea.sakura.ne.jp/wp/wp-content/uploads/2023/10/A09A69CD-3D29-47FE-88F2-D50DAAE932C3.jpeg)
肘の関節が脱臼している(外れている)ことがわかります。
外れてしまった関節を元に戻すのは痛みを伴うため、全身麻酔下で非観血的整復を行いました。
〈整復後のレントゲン〉
![](http://h-chelsea.sakura.ne.jp/wp/wp-content/uploads/2023/10/2D925CF8-4E0A-46B2-B716-2BADDEDD3353.jpeg)
この子は非観血的整復のみで経過良好でした。
富山市のチェルシーアニマルクリニックでは、ワクチンなどの予防医療や一般医療はもちろん、無麻酔CT検査や整形外科治療の症例実績も豊富にあります。些細なことでもセカンドオピニオンでも構いません。まずはお気軽にご相談ください。
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