2023.10.27
整形外科・神経科症例紹介
【浅指屈筋腱脱臼】整形症例紹介
浅指屈筋腱脱臼とは
浅指屈筋腱脱臼は比較的にまれな疾患です。
シェルティーやコリー系統での発生が多くみられますが
今回当院に来院したのはハスキー犬の子でした。
この子の症状は、足を挙げて歩くというものでした。
実際の触診でも足根部の腫脹があり、浅指屈筋腱の外方脱臼が認められました。
〈来院時レントゲン〉
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飼い主様と相談して、今回は外科手術を行うことに。
手術の日までは鎮痛剤を服用して安静に過ごしてもらうよう指示しました。
〈手術後レントゲン〉
![](http://h-chelsea.sakura.ne.jp/wp/wp-content/uploads/2023/10/304D10FB-15CC-4FC3-A3F6-7DFF4388311A-1024x739.jpeg)
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手術後1ヶ月間は運動制限を行い、安静に過ごしてもらいました。
経過も良好で今も元気に過ごしています。
富山市のチェルシーアニマルクリニックでは、ワクチンなどの予防医療や一般医療はもちろん、無麻酔CT検査や整形外科治療の症例実績も豊富にあります。些細なことでもセカンドオピニオンでも構いません。まずはお気軽にご相談ください。
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